日本人の自主憲法を取りもどす 全教協が大会
(社)全国教育問題協議会(略称・全教協) は8月29日(土)午後1時00分~午後4時30分、自由民主会館8階大ホールで「美しい日本人の心を取りもどす自主憲法の制定をめざして―現憲法のどこをどう改正すべきか―」をテーマに第35回教育研究大会を開催します。
基調講演は船田元衆議院議員 (自民党憲法改正推進本部長)が行います。
全教協 は昭和52年(1977)、日教組が暴走し、日本の教育の荒廃を憂い、全国の民間人の有志がポケットマネーを出し合い結成した団体です。以来、全日教連 の発展を願い、今年で38年目を迎えました。
全教協としては、より多くの方が憲法改正や教育改革に参加する手だてとして、第35回教育研究大会を開催する次第です。
これまで全国教育問題協議会では夏の教育研究大会で安倍晋三首相(当時は自民党総裁)、山谷えり子国家公安委員長 、義家弘介衆議院議員 などを基調講演スピーカーとしてお呼びし、教育再生に向けて盛大な集会を続けています(過去の全教協の教育研究大会などのイベントや動画はここをクリック) 。
自民党憲法改正推進本部長の船田元衆議院議員 が「いまなぜ自主憲法制定なのか」をテーマに基調講演を行います。
当日、会場で自由に入場可能です。ふるってご参加ください
船田元 1953年11月22日生まれ。自由民主党所属の衆議院議員(11期)。自由民主党憲法改正推進本部長、前裁判官弾劾裁判所裁判長。元経済企画庁長官(第46代)。
■大会のテーマ
美しい日本人の心を取りもどす自主憲法の制定をめざして
~現憲法のどこをどう改正すべきか~
◆日時 平成27年8月29日(土) 午後1時00分~午後4時30分
◆日程 ●1:00~1:15 開会行事
●1:15~1:55 第1部
基調講演「いまなぜ自主憲法制定なのか」
自由民主党自主憲法制定推進本部長 衆議院議員 船田元氏
●1:155~2:00 休憩
●2:00~4:30 第2部 パネルディスカッション
■パネリスト(五十音順)
秋山昭八氏 (弁護士)
岩野伸哉氏 (全日本教職員連盟 委員長・日本教育文化研究所 理事長)
高橋史朗氏 (明星大学 教授)
土屋正忠氏 (衆議院議員)
■コーディネーター
小林正氏 (教育評論家・元参議院議員)
◆場所 自由民主会館 8階大ホール
東京都千代田区永田町1-11ー23 電話 03-3581-6211
東京メトロ半蔵門線・有楽町線永田町3番出口下車徒歩2分
◆大会に関する問い合わせ先は下記のところへどうぞ
(社)全国教育問題協議会
〒102-0082 東京都千代田区一番町四番地 相模屋第五ビル5階
電話 03-3262-6536 FAX 03-3264-3829
■憲法問題や教育問題に関心のお持ちの方はどうぞご自由に参加して下さい。
【大会開催の趣旨】
現在の日本国憲法は、戦勝国である米国が敗戦国の日本に求めた理想の姿であり、日本人が理想とした国の姿ではありません。現在の日本人が独立国としての気概に乏しいのは、自分たちで憲法を作らないからであり、現在、日本社会で起こる社会問題の問題点の根本原因はここにあります。
日本の歴史や伝統文化、価値観が否定され、「自由」に対する「責任」と「義務」や「公」と「個」のバランスの大切さなど、戦後の教育によって無視され、日本人は国籍不明の根無し草になり果て、現在のような悲惨な現状を生み出してしまいました。
平成18年にようやく教育基本法を改正し、日本の歴史・伝統・愛国心そして家庭教育の重要性を歌い上げました。ところが、現憲法には個人の尊重は強調されていますが、家庭と家族の大切さなどの規定がありません。まさに「仏つくって魂入れず」の言葉通りで、教育現場での実践について期待できないのが現状です。
さる平成27年4月、衆議院憲法審議会が共産党以外の野党と与党の代表が集い、スタートしました。しかし、一部の政党や団体は「戦争につながる安倍内閣」「お試し改憲反対」を叫び、「第九条の戦争放棄案を守ろう」を反対運動の目玉にして組織の総力を挙げて取り組んでいますので、自主憲法制定までの道のりは険しいのが実態です。
この機にあたり、全教協は特定のイデオロギーに惑わされないで、これからの日本人の生き方、暮らし方、人づくりのあり方について、国民の一人として理解するために講演及びシンポジウムを開催します。